Yahoo! JAPAN   ファイルマネージャ   マーチ情報館に戻る   ブレーキ情報館 に戻る

キャリパーオーバーホール



ブレーキ・リフレッシュ大作戦として
キャリパー・オーバーホールに初挑戦です。
心配なのは、ただひとつピストン・ブーツが
きちんとはまるかです。
やってみると案外簡単でした。




こんな感じでした 
オーバーホール・キット
これが無いことには何もはじまらないです。
ディーラーにて車検証を持って注文しましょう。
マーチ用としては、前・中・後期の
3種類が存在します

ちなみに今回のはマーチ中期用で
品番「AY600−NS001」となり約3000円で
写っている物が全部来ます。

注意するべき所はグリスが2個ありますが
オレンジ色と赤色があり用途が違います。
オレンジはスライドピン部分で
赤色はピストン部分に使用します。
約1.5個分の量なので、失敗するとギリギリです。

一度失敗したので、ドキドキでした
ワッシャーも新品にしましょう
キャリパーとブレーキホースを外すので
ワッシャーも新品にします(再使用禁止部品)
左右で4枚必要で約400円なので
ケチらず購入しましょう
中期ブレーキです
さてマーチ中期ブレーキです。
使用状況として約3万キロ使用なので
程度として悪くないと思いますが
外して1年以上放置してあるので
どうなんでしょう。
まずは外しましょう
ブレーキパットを外して
ボルト2本外すとこうなります。
キャリパー本体にサビが発生しており
あんまり気持ちの良いものではないです。
ブーツを外しました
ピストン・ブーツをめくると
ピストン自体にサビはないようで安心しました。
ここにサビがある場合は1000番程度の
紙ヤスリで傷つけないようサビ取りをしましょう。

ブレーキホースの先をつぶして
フルードがはいったまま保管してあったので
サビなかったのでしょうね。
エアーガンにて外す
ブレーキ・ホースが付いていた所から
エアーガンにてピストンを出します。
木ぎれをピストン側に置いて
徐々にピストンを抜きましょう。

何もおかずに思い切りエアーを入れると
ピストンが飛び出してしまうので注意です。


ピストンシールを外します
ピストンを取り出したら
中にあるピストン・シールを取り出します
シール手前部分までサビがあったので
サビを落とす必要があります。

ピストン・シールは
細いマイナスドライバーで取り出せますが
愛用のスナップオンのピックツールで
取り出します。

このへんてこな角度がたまらなく使いやすく
1本1000円あれば充分おつりがくるので
超おすすめです。
安物のピックツールはすぐに先端が
曲がるそうなので
5本組に惑わされずに、1本しっかりした物を買いましょう! 
ごしごし丸洗い
ブーツとシールを外したら
中性洗剤(台所洗剤)にて丸洗いです。
ピストンやスライドピンなども
ごしごし丸洗いです。

洗い終わったら充分すすいで
エアーガンにて水分を飛ばしましょう
細かい物もきれいに!
細かい物も綺麗に洗ったら
紛失しないよう、ならべて乾燥させましょう
この時、ネジ山のチェックも忘れずに!
ピストンにブーツをセット
いよいよ組み立てに入ります。
赤色グリスをピストンとブーツに薄く塗り
ピストンの溝にセットします。

何回か挑戦してこの方法で
きれいにブーツが入りました
最後までよく読んでね!
上下逆さまにしてブーツをずらし
上下逆さまにして
ピストン・ブーツを下まで降ろします。
この時、溝からブーツは外れます。

ピストンを入れてからブーツが入らないので
初めにブーツを入れるようずらす方法です。
キャリパーにセット
キャリパーに組み込みです。
ピストンから飛び出させたブーツの部分を
キャリパーに確実にセットします。

確実に入ったら、ピストンを押します。
まっすぐきれいにセットされないと
ピストンは入らないので、少し入れて
角度チェックして
行けるようならググッと押しましょう。
奥側が一番入りにくく、発見しにくいので
確実に作業して下さいね。

全体の流れ
 ピストン・ブーツをキャリパーにセット
    ↓
 ピストンを押す
    ↓
 溝にブーツを入れる
    ↓
 奥まで押して確認

耐熱塗料で塗りました
サビの発生を抑えるのに耐熱塗料を塗りました。
青いキャリパーはあまり趣味じゃないですが
手元に耐熱塗料は青しかなかったので
この色になりました。

「SOFT99」のこの青色耐熱塗料は
ローターにも塗りましたが、耐熱性ばっちりで
かなりお気に入りです!

塗り立てなので、むらむら
ピンブーツの上下に注意
スライドピンのブーツには方向性があります。
うっかり間違えてしまいそうですが
落ち着いてみれば、形状的に判断つきます。
はみ出たグリスは綿棒できれいに
スライドピンには、付属のオレンジ色のグリスを使います。
いっぱい塗るとはみ出して来るので
出てきたグリスは綿棒を使うときれいになりますよ。
そのまま放置はやめましょうね。
グリスを詰めて本体にセット
本体の中にもグリスを少し入れます。
で、本体とスライドピンを組み立てですが
ここでもピンブーツがきちんとはまっているか
確認して下さいね。
このブーツは簡単に入ります。
完成、ドラえもんブルーですね♪
ついに完成です。
色塗りと乾燥する時間が入ったので
2日間かかりました。
すっかりドラえもん色なキャリパーになっちゃいました。

この後は車両への組み込みして
ブレーキフルードのエアー抜きが待っています。


まとめ!

思っていた通り悩む所は
ピストン・ブーツをきちんと入れる作業でした。
マイナスドライバーで押し込んだりしたけど
この方法で正しくセット出来ました。
片側で悩んだので、残り片側は余裕でした。

一度やってみれば、それほど難しくないので
定期的にオーバーホールしたい部分です。


作業は自己責任にて行って下さい。
トラブルが起きても責任もてませんし
メールなどの問い合わせにも答えられません。
あくまで参考としてご利用下さい。

マーチ情報館に戻る

ガレージ服部に戻る

2003.10.12作成 10.18追加 (10.12交換)