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ラチェットの種類

工具を買うときに真っ先に買うのが
「ラチェット」ではないだろうか。
このラチェットにも種類があり、どれが一般的なのか
どんなものがあるのかを書いてみよう。





差込角による種類

車の整備をする上で一般的に使われるラチェトサイズとして
1/4(6.3sq) ・ 3/8(9.5sq) ・ 1/2(12.7sq) の3種類あります。

意味として「1/4」とは「1インチの4分の1」です。
1インチは 約25.4cm でその 1/4 となり 約6.3cm となります。
6.3sqとは 約6.3cm の四角(スクエアー)です。
同様に 3/8 や 1/2 も同じとなっています。
長さの測る所ですが、ラチェットの先の四角い部分の一辺の長さです。


左から
1/4(シグネット)
3/8(ファコム)
1/2(ネプロス)

測っているの 3/8 は 9.5mm


読み方
1/4 … ヨンブンノイチ または シブイチ  6.3sq ロクテンサン(スクエアー)
3/8 … ハチブンノサン  9.5sq キュウテンゴ(スクエアー)
1/2 … ニブンノイチ  12.7sq ジュウニイテンナナ(スクエアー)

サイズによる使い分け
1/4 … 力があまりかからない所   内装、オーディオ向け
3/8 … 一般的なサイズ  これ一本で広く使用可能
1/2 … 力の必要な所              足回り向け

初めて買う人には迷わず「3/8」をおすすめします。




ヘッドの形による種類

大きく分けて「小判型」と「丸型」の2種類あります。
一般的に小判型が人気ではないでしょうか。
スナップオンやKTCも小判型がイメージともなっています


上2本が丸型、下2本が小判型

上から
USAG(ウーザック)
FACOM(ファコム)
KTCネプロス(ワンプッシュリリース)
TONE

サイズはすべて 3/8

小判型

日本の主流と言えば小判型となります。
丸型にくらべラチェットの厚みをやや薄く出来るのと
トルクが大きいのが特徴。
また回転方向をレバーによる切り替えのため
目で見て判断しやすいです。
ギア枚数はスナップオンやネプロスで36枚(送り角10度)
マックツールで30枚となっています。

丸型

ヨーロッパで人気がある丸型。
小判型にくらべギアの数が多く
ギアの送り角が小さい為に今まで回せなかった所でも
快適に使用出来ます。
ギア枚数はファコム、HAZETでなんと72枚(送り角5度)
USAGでも60枚とすごく細かいです。

まめ知識 : USAGはフェラーリF1チーム公認工具 となるほどのイタリアメーカー




多彩な機能

・ソケットを脱着の際、片手で出来るワンプッシュリリース
・ハンドルが長いロングタイプ
・グリップ付きハンドル
・ラチェットが首を振るタイプのフレックスハンドル
・ハンドル部分がカーブしているベントハンドル

 などなど本当にたくさんの種類があります




どう選べばいいのか

1、「小判型」か「丸型」かを選ぶ
  もし決断出来ないなら小判型をお勧めします 

2、数本ラチェットを持ってきて
  手触り、送り角、送りの重さを確かめる  

3,長いつきあいになるラチェットだけに見た目も重要
  フィーリングが合わないと作業も楽しくない。

お気に入りラチェット

 私が一番お気に入りで使っているラチェットがファコム(J161)です。
 送り角が非常に細かく、回した感触が機械式時計の
 リューズを巻く感触にも似ています。
 ハンドルが短めなので力が掛かりにくい欠点もあります。

あわなかったラチェット

 スナップオンの首振りロングハンドルラチェットも買ったのだが
 回転の重さと脱着の固さなど、私にはどうしてもフィーリングがあわず
 手放した事があります。
 首振りも便利そうだったのですが、なかなか慣れる事が出来なかった。


  
 ラチェット選びは、使う人によって大きく変わってきます。
 いろいろさわって 最高の1本を見つけだして下さい。


  

個人的な意見にすぎません。
解釈の仕方によっては
危険な場合もありますので
あくまで参考としてご利用下さい。

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2003.1.4作成